資産形成について調べていると、「複利は資産を増やす最強の味方」という言葉を目にしたことがある方も多いでしょう。
しかし、「複利って何?」「単利と何が違うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
複利は、新NISAや投資信託で長期投資をするうえで欠かせない考え方です。
この記事では、複利の仕組みや単利との違い、資産形成で重要とされる理由を初心者向けにわかりやすく解説します。
複利とは?
複利とは、投資で得た利益を元本に加え、その合計額に対してさらに利益が付く仕組みです。
例えば100万円を投資し、5万円の利益が出た場合、翌年は100万円ではなく105万円を元に運用します。
つまり、利益にも利益が付くため、運用期間が長くなるほど資産が増えるスピードが加速していきます。
単利との違い
複利とよく比較されるのが「単利」です。
単利
- 元本だけに利益が付く
- 毎年の利益は一定
複利
- 元本と利益の両方に利益が付く
- 年数が経つほど増え方が大きくなる
長期で資産形成をする場合は、この違いが非常に大きくなります。
複利の効果
例えば100万円を年利5%で30年間運用した場合を考えてみましょう。

- 単利:約250万円
- 複利:約432万円
同じ年利でも、運用方法が違うだけで182万円の差が生まれます。
年数が40年、50年と長くなるほど、その差はさらに大きくなります。
複利が資産形成で重要な理由
① 時間を味方につけられる
複利の最大の特徴は、運用期間が長いほど効果が大きくなることです。
そのため、20代や30代など若いうちから投資を始めることは、大きなメリットになります。
② 利益を自動で増やせる
投資信託の多くは、得られた利益を自動で再投資する仕組みになっています。
特別な手続きをしなくても、複利の効果を活かしながら資産形成を進められます。
③ 長期投資との相性が良い
複利は短期間では効果を感じにくいですが、10年・20年・30年と運用を続けることで力を発揮します。
そのため、新NISAで積立投資をする人にも重要な考え方です。
関連記事:長期投資とは?
複利の効果を最大限に活かす方法
長く運用を続ける
複利は時間が最大の武器です。
途中でやめずに、長期間続けることが重要です。
利益を再投資する
配当金や分配金を使わず、再投資することで複利効果を高められます。
積立投資を続ける
毎月コツコツ積立を続けることで、投資元本も増え、複利の効果をさらに活かせます。
積立投資ではドルコスト平均法という考え方も重要になります。
関連記事:ドルコスト平均法とは?
複利を活かす際の注意点
- 短期間では大きな効果は出にくい
- 相場が下落しても焦って売らない
- 長期で続けることが大切
複利は「時間」があるほど有利になるため、途中で運用をやめてしまうと本来の効果を十分に得られません。
まとめ
複利とは、利益にも利益が付くことで資産が雪だるま式に増えていく仕組みです。
特に長期投資との相性が良く、新NISAや投資信託で資産形成をする人には欠かせない考え方といえます。
複利の効果を最大限に活かすには、長く運用を続けることと積立投資を継続することが重要です。
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